青少年国際交流 報告書
山室京三
7月31日 ホストファミリーデー一日目
この日の僕たちは、ホストファミリーと一日中すごすことになりました。
この日は僕と賢(ホストファミリー)と他のホストファミリーであるベニちゃんと山形から来ていたみくちゃんとプールに行きました。
ドイツのプールは、とても深くここのプールは3,8mもありました。当然足なんかがつくわけもなくついつい日本のプール気分の僕は何度か溺れかけました。それに今年は涼しかったのでプールに入っているときに風が吹くととてつもなく寒かったです。
そして夜はベニちゃんの家でバーべキューをしました。そのバーベキューはベニちゃんの友達4人とベニちゃんの親戚と結構な人数でやりました。そのとき水パイプという物をみんなが吸っていました。パイプというくらいですからもちろんタバコです(日本人のみくちゃんと僕は吸ってませんよ)。
水パイプはとても甘いにおいがしました。ただ吐き出される煙の量が半端なく多いので体には悪そうでした。それよりも驚いたのがその水パイプはベニちゃんのお手製だということです。楽しい一日になりました。
8月7日 ホストファミリーデー二日目
この日は、前日の帰宅が遅くかつ寝るのが遅かったためみんなゆっくりと寝ていました。前日から礒部君が僕のホストファミリーである賢の家に泊まりの来ていたので、朝食は4人で食べました。その日の朝食は、和食。ドイツで二回目のお米でした。結構うれしいものです。普段はパンなので米がおいしく感じました。
礒部君を見送り少し賢と遊んだ後、賢の家の猫のスミヤと戯れました。この猫がとても可愛くて、じゃれているといつの間にか眠っていました。もちろん猫も。
そしてこの日の夕食はお昼に食べるはずのドイツの伝統料理を食べました。
この日はホストファミリーデイのはずなのにホストファミリーとあまり交流を持っていなかったと思います。である磯田さんにはとても悪いことをしたなぁと思いました。ごめんなさい。
この交流プログラムに参加してとてもよかったと思います。海外に友達ができるということ、僕は日本人以外に友達ができたのは初めてです。最初はちょっとやりにくくても最終的にはとても仲良くなれた。そのことが今一番うれしいです。そして何よりその友達との関係を崩さないようにすれば今後を楽しくすごすことができると思っています。
僕のホストファミリーは日本語ができる家族で最初は、英語をほとんど使いませんでした。それでもほかのホストファミリーと仲良くなるにつれて英語を使うようになりました。それにいざって時は、英語教室に少ししか参加できなかった僕でも、勉強した英語はでてきたし、英単語がわからなくても身振り手振りで話が伝わったのはうれしかったです。そして、その前にドイツの人たちと会話をすることができたのがとてもうれしかったです。
最後のお別れのときは、泣かないだろうなーと思っていたのにたくさん泣いてしまいました。それでも今考えると泣かない別れは、交流をすることができていない、もしくは、コミュニケーションがとれずに、まったく仲良く慣れていない証拠だと思えます。そう思うと泣いてさようならができたのはよかったと思いました。
そして、今度受け入れをする時僕の家庭にはこないだろうけど、ドイツから来た人たちが満足をし、プログラムに参加してよかったと思って帰れるようにがんばりたいと思います。
最後にドイツの受け入れをしてくれたホストファミリーの皆さん、それに両親、そしてこの話を僕のところに持ってきてくれ小出さんに感謝しつつ報告を終わりたいと思います。