2011年ドイツ派遣団員感想文⑤

倉嶌優緋

ドイツのフランクフルト空港に着た。
初めての海外の電車にワクワク気分いっぱいで乗り込みました。日本の特急列車より早くて振動もなく乗り心地が良くて2等車には思えない日本のグリーン車のようで、とても驚きました。
ニュルンベルク駅に着くとホームステイ先のロビンとロビンのお母さんとお父さんが迎えにきてくれていたので、また改めて自分が海外に来ていると実感しました。ホームステイ宅は自分の家よりとても大きくて、石作りの感じで靴を脱いで入りました。自分の部屋は屋根裏みたいな雰囲気でベッドもフカフカで柔らかくて、ベッドの上には枕やクッションが沢山あって部屋の中に小さな水道があったのには驚きました。とても心地良い部屋でいっぺんに気に入りました。その夜は飛行機の中で沢山寝ましたが、ぐっすり眠れました。
ニュルンベルクの町は、レンガ作りの建物が多く花店や果物店が出店になっていて、日本で言えば朝市のような感じで、高崎市内や新町もこういうような所があればいいなぁ~って思いました。ロビンの家の近くに河川航海用の閘門があり見るのは初めてだったので感動しました。
ドイツの料理や肉が多く使われていました。私は、いつも肉をあまり食べないのですがドイツの肉やソーセージはおいしくておかわりする自分に驚くぐらい本当においしかったです。
ドイツの国会議事堂の中は吹き抜けでガラス張りの明るく広くて綺麗な場所で日本の国会議事堂の地味な印象とは違いました。そのあと議事堂の展望台も、眺めがよくてベルリンが一望できて景色が綺麗でした。
ベルリンの町はニュルンベルクとは違う都会の雰囲気がありました。
ベルリンの壁が何故できたのか何故つくられたのかも学びました。同じ国の人が戦争で別れた事はとても残酷に感じました。
ドイツのレクリェーションはダビットさんが提供したゲームやダンスをしました。魔法のじゅうたんみたいなゲームや初めてするゲームはとても参考になって、日本でもやれると思いました。皆と協力してやったので楽しかったです。ロッククライミングは最初怖かったけどやっていくうちに楽しくなりました。
クラシック・オープンエアーコンサートでは初めての野外コンサート体験で、まわりは多数のキャンドルライトが綺麗でとても感動した夜でした。
自分にとって一番興味のある鉄道はニュルンベルクの鉄道博物館と日本の鉄道博物館は大体同じ感じでしたが、ドイツの鉄道の歴史と日本の歴史の違いがわかって楽しかったです。
地下鉄の車庫では電車のしくみや修理の現場を見学しました。地下鉄の車庫から降りる駅まで運転席に入れた事が日本ではできない経験だったのですごく感動しました。
動物園は日本の動物園にはいないマンティという動物や動物園には展示しない昆虫がいたりしたので驚きの連続で楽しかったです。
浄水場に行って水のリサイクル方法などを学び水の大切さを痛感しました。
ドイツは環境問題の対応が日本より進んでいる感じで空が青く雲も低いし森や自然が豊かだと感じました。
8月10日、聖母教会の見学は中に入りキリストやマリア像の彫刻がたくさんあり、聖母マリアの教会と言われていて教会を作った理由やその歴史を学びました。そこで聞いたパイプオルガンと歌声がとても素晴らしい音色で感動しました。
影絵作りではロビンが書いてくれて、スネオヘヤーになった自分の影絵を少し大変だったけど結構うまく切れて面白かったです。自分がスネオで、ガイがのび太で、軍曹がジャイアンという影絵ができました。
さよならパーティーは食事や南中ソーランをドイツの人達と一緒にできて、テンションもみんなハイでとても面白かったです。
ロビンから1FCニュルンベルクのユニホームをもらってとても嬉しかったです。
ホームステイ最後はニュルンベルク駅でホストファミリーとお別れでした。
ロビン宅を出る時は淋しくて悲しくて、涙をこらえるのが大変でした。
でも、駅で電車を待っている時は、ロビンも僕も我慢ができなくて抱き合いながら泣いていました。本当にロビンやお父さん、お母さんにはいっぱいお世話になりました。心から感謝でいっぱいでした。
10日間のホームステイでいろいろなことを学んだり楽しんだりしたのでこのままニュルンベルクに残っていたい気持ちでいっぱいになりました。
またドイツに来たいと思いました。
私は、初めて海外に行くことになって楽しみと同時に英語が出来ない不安でもありましたが、ドイツでホームステイをして英語が話せなくても身振り手振りで日本語でも通じる事や日本と違う生活や食事などで、いろいろなことを経験できて良かったと思いました。
 一緒にドイツへ行った新町のメンバー。ニュルンベルクのメンバー、ホストファミリーの人達、新町スポーツクラブのみなさん、両親に感謝しています。

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