2011年ドイツ派遣団員感想文⑥

高1 丸茂いつ実

「やっと行ける‥‥」今まで4回受け入れをしてきて「いつか絶対行くから。」と約束してきました。ついに初めての海外。想像もつきませんでした。ドイツに着くとそこは別世界。景色がきれい。人々がかっこいい。食べ物はおいしい。
 そしてホストファミリーのサラ家に笑顔で歓迎されて不安だった気持ちがすぐに飛んでいき、なぜか自信が湧いてきました。話せなくてもやっていける自信(笑)そう思うと、ますます楽しみになっていきました。
 また、プログラムも盛りだくさんで普通の観光客ができない体験がたくさんできました。なかでもドイツの新聞に大きく写真が載ったことは一生の思い出になりました!
 サラはいつも笑顔で話しかけてくれました。しかも気が利いて、私が困っている顔をしているとすぐ「どうしたの?」と聞いてくれます。サラは本当に私のお姉ちゃんみたいでした。しっかりしているけど、一緒にふざけてくれるお姉ちゃん。「今日の服かわいいね」など話が合うお姉ちゃん。また、サラのおじいちゃん、おばあちゃんも本当に優しくて温かくて、ベルリンに泊まりに行ったとき二人がいなくて私は寂しかったのをよく覚えています。帰ってきたときもまだ三日しか生活していないのに自分の家のように落ち着きました。
 今回ドイツに初めて行って、ドイツという国そのものが温かい国だなと実感しました。ドイツのメンバーもそうだし、町を歩いている知らない人さえも、目が合うとほほ笑んでくれます。また、「ありがとう」という言葉が家でも店でも多く飛び交っていて「すてきな国だな~」と何度も思いました。
 私が一番心配していた『言葉の壁』もまったくとは言えないが、大丈夫でした。わかろうとすれば、お互い何が言いたいかが理解できました。コミュニケーションってこういうことなのだな、と改めて思いました。また、今回自分の目標であった『何でもチャレンジすること』が達成できてよかったです。体全体でドイツを楽しむことができました。
 最後に私をドイツへ連れていってくれた小出さん、千佳ちゃん。一緒に行った日本のメンバー。受け入れをしてくれたドイツのメンバー。そしてお金を出してくれた両親。本当にありがとうございました。ドイツへ行って自分の可能性を見つけ、成長できたと思います。
 また、今年は震災があり、国境を越えて心配してくれる仲間がいることが本当に幸せだな、と感じました。
 そんな私の自慢は、日本を越えてドイツにいつでも泊めてくれる家があり、家族がいることです。  サラ家、大好き!! ニュルンベルク市大好き!!

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