2011年ドイツ派遣団員感想文②

富田 愛佑美

「ニュルンベルク市青少年交流プログラムに参加して本当に良かった」。私がこう思えたのは、二週間滞在の間、私を本当の家族のように受け入れ、面倒をみてくれたミレナ家族のおかげだと思います。また、このプログラムは、私が今までに経験したことのない事ばかりの連続で、ドイツと日本の文化や生活の違など多くの事を学ぶことができました。

その中で特に印象に残っているのは、ベルリンに行った日と8月7日のホストファミリーと一緒に過ごした日です。

ベルリンに行った日は、一日中ミレナと一緒でした。移動中のバスの中では、ドイツで有名なトランプや歌を一緒に聴くなど、ドイツに親しみを感じる事ができました。宿泊施設では、夜にみんなで集まり持ちよったお菓子や果物でパーティーをしました。日本語の練習をしたり、日本のアニメについて話をするなど、とても楽しい時間を過ごすことができました。そして、教科書でしか見た事のない歴史の場所であるベルリンの壁を実際に見学した時には、壁を作った理由や、その壁によって百人以上もの人が射殺された事などの説明を受けて、考えさせられる事がたくさんあり、平和のありがたさを遠く離れた地から見ることができました。

次にホストファミリー家族と一緒に過ごした日では、ローテンブルクに行きました。そこはとてもきれいな町並で、塔にのぼって周りを見渡すと、森と赤い屋根でできているレンガの家が並んでいてヨーロッパにいる事を実感できました。その後は、クリスマスミュージアムに行きました。ドイツはクリスマスが有名だと聞いていていたので、夏にクリスマスを体験できて良かったです。このような充実したプログラムに参加して感じたことは、英語がうまく伝わらないこともしばしばありましたが、積極的にコミュニケーションをとることでお互いが理解し合う努力をするので何とかなるものだと感じました。また改善する点としては、自分の意志をはっきり伝える事が必要だと気がつきました。この事をよく頭に入れて、今後に生かせたらいいと思います。

最後に貴重な体験をさせるために、私を受け入れてくれたミレナ家族、引率していただいた小出さん、小島さん本当にありがとございました。また今度、ドイツのメンバーが日本に来るときには、最高の思い出をつくってもらえるように積極的に参加したいと思います。

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